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各教科指導方針

完全個別指導システムによる医系専門指導

数学
解法だけではなく、「基本概念の理解」と「定番計算の訓練」を!

まず最初にやっていただくことは、各概念の本質をしっかり押さえることです。本質は決して難しくはありません。
しかし、それを押さえずに問題の解法を理解しようとすると、途端に難しくなるのです。たとえば、「微分」とは「グラフの接線の傾きを求めること」です。
「積分」は「グラフと\[ x \]軸で囲まれた面積を求めること」です。

「ベクトル」とは「つないだり伸ばしたりできる矢印」ですし、「数列」とは文字通り「一列に並んだ数の列」です。
\[ \cos\theta , \sin\theta \]」は「点(1, 0)を原点中心に反時計回りに\[ \theta \]回転させた点の\[ x \]座標、\[ y \]座標」でした。
では「自然対数の底\[ e \]」とは何だったでしょう?
それを底とする対数「\[ \log x \]」とは?
さらには「\[ \lim_{n \to \infty} \left(1+\frac{1}{n}\right)^n \]」や
\[ \lim_{n \to \infty} \sum_{k=1}^n f\left(\frac{k}{n}\right)\cdot\frac{1}{n} \]」は何でしょう?
このような基本をしっかり押さえると、あとが非常に楽になります。

また、これと併行して「定番計算の訓練」を行っていただきます。
まずは「\[ x^3+y^3+z^3-3xyz \]」の因数分解あたりから始め、定番の計算をスラスラと素早く正確にできるようになっていただきます。
これらの計算技術は数学全範囲で役立つと共に、私立大医学部の入試で時間内に問題を解くための必須の技術です。

次は標準的な解法の学習です。
まずは医学部入試問題で最頻出の「数V」から始めます。
そのあと数U、数B、数T、数Aと出る順に終えていきます。
これにより、頻出度の高いものほど早くから多く勉強することになります。

それが終わればいよいよ志望校の過去問演習です。
この段階では志望校を絞っておくことが重要なのは言うまでもありません。
最初はつまづくこともありますが、次第に「昨年とは違う」「楽に解ける」「時間内に解ける」という経験をしていただけるでしょう。
そのための前半の布石なのです。

そして直前期には、志望校の過去問および類題を徹底的に演習し、万全の態勢で本番に臨んでいただきます。

Q.数学が苦手です。どうすればできるようになるのでしょうか。

A.すでにかなりの努力をされているにも関わらず問題が解けない場合は、上記の「基本概念の理解」、および「定番計算の訓練」が不足しているケースがほとんどです。
まずはそれらに十分時間を費やしてください。
すると、それらが今までに勉強した「知識」や「経験」と結びついて、問題が解けるようになります。
今までの努力は決して無駄ではありません。

英語
音声を中心にした勉強でスピードをつける。

英語は言語であり暗号ではありません。
そこで音声を組み込んだ学習が能率的です。
たとえば、単語を覚えることが苦手という方には、「アルファベットの綴り」と「日本語」を直接対応させて覚えようとしている場合が多いのです。
これでは暗号を覚えるようなものですから覚えにくいですし、覚えてもすぐ忘れてしまいます。
効果的な覚え方は「音声」と結びつけて覚える方法です。
まずは「アルファベットの綴り」と「発音」を覚え、次にその「発音」と「日本語」(またはその意味するイメージ)を覚え、結果的に「綴り」を見ると「発音」が浮かび「意味」も浮かぶようにするわけです。
この方が覚えやすく頭に長く残ります。

(綴り)umbrella ←→ (発音)/ʌmbrélə/ ←→ (意味)傘

長文も音声を利用するとスピードがつきます。長文を読むときは、

(1)ノーマルスピードの英文の読み上げと一緒のペースで読む(この時点ではついていけなくても可)
(2)1.5倍のスロースピードの英文の読み上げと一緒のペースで読む(同上)
(3)時間をかけて精読する
(4)1.5倍のスロースピードの英文の読み上げと一緒のペースで読む
(5)ノーマルスピードの英文の読み上げと一緒のペースで読む

というように、ここでも音声と一緒に読む練習をします。
これを繰り返すことにより、単に読むことができるようになるだけではなく、スピードがつきます。
実はこのスピードをつけることが、英文読解では重要なのです。
そして、最近の分量が多くなった私立大医学部入試では特に求められていることでもあります。
もちろん、このとき、先の音声と同時に単語を覚える方法が大いに役立ちます。

文法問題、英作文問題は、まずは標準レベルの問題をしっかりできるようにしましょう。
特に文法に穴がある場合は、年度前半で徹底的に細かくつぶしておきます。
また、和文英訳や下線部訳では相当な日本語の運用力が必要とされる大学もあります。
日本語運用力が不足している場合は、英語と併行して英語のための日本語の力をつける講座を短期的に受講していただきます。

年度の後半では志望校別の過去問対策となります(基本的な力が備わっている場合は年度最初から)。
英作文問題は和文英訳か自由英作文か、読解問題の題材は医学や生物学関連のものか、それとも文学や社会学などの一般の題材か、時間に対する分量は多めか普通か、構文は難解か平易かなど、志望校によって特長が分かれますので、それに合わせた対策を徹底的に行います。

Q.数学や理科は得意で勉強も好きですが、英語は昔から勉強に身が入りません。

A.「英語は単語と文法を覚えればできる」言いかえれば「英語の勉強はつまらない単純作業」と考えておられないでしょうか。
やってみればわかりますが、そう単純なものではありません。
単語の成り立ちや文法、構文にも様々な論理があり、それらを正しく理解することで、実力は加速度的に向上していきます。
それらをわかりやすく解説する理系生向けの英語講師が数多くいます。ぜひご自分に合う先生を見つけてください。

物理
物理では基本的な法則を正しく理解する。

物理は一般に難しい学問だと思われています。
確かに物体の運動や波の広がり、目に見えない電気や原子の中の様子、エネルギーの流れなどを扱うために難しく感じられると思います。
ですが、その一見難しい内容を理解するためには簡単で基本的な法則が用いられています。
例えば力学では理解しなければいけない法則は3つ、式は9本しかありません。

3つの法則は9本の式に含まれていますので、マスターするものはたった9本の式だけです。
しかし式を覚えても問題は解けません。
つまり式を覚えるのではなく理解することこそが重要なのです。
しっかりと理解すれば式を使いこなすのは簡単です。
式を使いこなせれば、当然問題は解けてしまいます。
基本的な法則の理解こそが物理習得の核心となるのです。

したがって、年度の前半は入試に必ず出る力学・電磁気学を中心に、波動・熱力学・現代物理学の基本的な法則を解説し、理解していただきます。
もちろん理解したことを確認するためには問題演習は欠かせません。
志望校の入試問題が穴埋め式であったとしても、この時期の問題演習は記述式の問題演習が大切です。
なぜなら、あくまでも基本的なことを理解するための演習だからです。
記述することによって理解不足の部分をはっきりさせ、そこを復習するのです。

後半では、いよいよ志望校対策です。
過去問演習を中心に実践的な問題に取り組んでもらいます。
年度の前半で基本的なことを理解していれば、問題が簡単に解けることで驚くでしょう。
問題量が時間に比較して多目の大学も多々あるので、この時期に解くスピードもつけていきましょう。
物理は入試科目のなかでは最も満点が狙いやすい科目です。
満点を取ることを目標にしっかり演習しましょう。

化学
早期に必要な知識をコンパクトに整理。

化学は「理論分野」「無機分野」「有機分野」の3分野に分けることができますが、学ぶ順序は、出題頻度を考えて第一に「有機」、第二に「理論」、第三に「無機」となります。
また医学部では「天然高分子化合物」に関する問題が多いことにも注意をしておきましょう。

まず、有機化学や無機化学では、入試に必要な知識をコンパクトに整理し、無駄のない解法を伝えます。
計算問題では、問題文をしっかり読み、題意を確実に押さえることにより、簡単な方程式で解決できることを納得していただきます。

医学部の化学の問題は一部を除いて、難易度はそう高くはありません。
一方、受験生のレベルは高いわけで、これより高得点が必要ということがわかります。
勉強不足の分野がある場合はそれが致命傷になりかねません。難しい問題を解けるにも関わらず、単純な知識を問う問題で失点してしまう受験生は多くいます。
なるべく早い段階で全分野をひと通り終え、知識の復習を行った上で過去問の演習に入ります。
万全の準備をして本番に臨んでいただきたくカリキュラムです。

生物
基本用語の意味を押さえながら、なるべく早期にひと通り終える。

生物では、まずは基本用語の意味を正確に押さえることが重要です。
用語の意味がしっかり確認できるテキストで、基礎知識を固めながら、全範囲をひと通り終わらせることを何より優先します。
医学部を生物で受験することが決まっているひとは、できるだけ早く着手してください。

次に基礎力を定着させるために標準問題を演習します。
ただ分野は遺伝系からはじめ、頻出順にこなしていきます。
こうすることにより、出題頻度の高いものほど多く学習することが可能となります。
次の応用問題の演習でも同様に頻出順に進めます。
また、生物は問題文がわかりにくい文章になっていることが多いのも特長です。
演習の中では「問題文を注意深く読み、題意を正確に把握する」ことも徹底します。

年度の後半では志望校の過去問の演習を行います。
復習を図ると共に、志望校の出題傾向のチェックと近年の頻出分野の深い学習を行います。
また医学部ならではの人体に関係する特殊な題材の問題も十分に攻略し、本番に備えます。

小論文・面接
「書く」こと「話す」ことの実践的な演習。

小論文はそもそも作文とは違います。
自分の主張の論点を、さまざまな事実や自分自身の体験を通して論理的にどう表現するかが重要です。
出題は日本語または英語の課題文を読んで論述する問題、さまざまな医療問題をテーマとして医師の社会的な役割や倫理観を問う問題、環境破壊や脱ゆとり教育といった社会問題について問う問題、医学とは全く関係ないように思える抽象的な質問など、テーマは非常に多様です。
それらに対して自分なりの主張を即座に組み立て、記述することが求められます。

そのために必要な小論文の勉強とは、まずは「自分の物の見方」を形成することです。
先生や友達から伝わる情報や、新聞やテレビで伝えられるニュースについて、鵜呑みにするのではなく「それは正しいのか」と自分に問いを発してみましょう。
さらに「なぜ正しいのか」「なぜ正しくないのか」、その理由を順序立てて考えてみます。
その次には、様々な他者の意見を聞き、それについて「自分は賛成か」「それとも反対か」ということを考えてみましょう。
この繰り返しが、「自分の物の見方」の形成につながります。
小論文の授業では、様々なテーマに関する議論を通して一人ひとりが「自分の物の見方」を身につけ、それを土台として「自分の主張」を論理的な文章で書くことができるように訓練していきます。

医学部の面接試験は一般に二次試験で行われます。
面接は受験生が試験会場で面接官と対面する形式と、4〜5人の受験生が与えられたテーマに基づいて討論を行う形式があります。
面接官との対面で行う形式の場合、「志望理由」「医師の資質」「学校の成績」「家族について」「人物調査」「時事問題」「医療問題」等が頻出のテーマであり、事前に十分に答えを練り上げておきます。
集団討論の場合、小論文と同様、与えられるテーマは医療関連だけでなく、社会問題や時事問題、答えの決まらないものなど多岐にわたります。
対策としては、小論文と同様に「自分の物の見方」を身につけ、それを土台として「自分の主張」を論理的に話す訓練を行うことです。
また面接試験は服装や言葉、振る舞いなどのマナーや協調性が試される場でもあります。
大学によっては面接を点数化し、重視しているところも多くあります。
各自の志望校に応じて徹底的に対策を行います。

センター科目
現代文は正しい読み方をマスターし、古典は文法・句法を理解する。

現代文の問題を解くためには、まず正しい読み方を身につけることが第一歩です。
「読む」とは、文のつながり、段落のつながりを読みとるということです。
本文が正確に読みとれれば、正解の選択肢は自然と選べるようになります。今まで、現代文が苦手だった人、これからはじめようと考えている人は、現代文の初歩から説明します。
次に、正解の選択肢を選ぶ方法に力を入れて解説します。
そのあと予想問題を用いて、「センター現代文」の仕上げを図ります。
この段階で、模擬試験で高得点を取れるようになります。
最後に直前の確認を行ない、万全の体制にします。

古典はまず古文なら文法、漢文なら句法を正確に理解します。
短時間の学習で効率よくセンター古文・センター漢文用の文法・句法を攻略します。
その後は問題演習で解法のコツを身につけていきます。
これで十分高得点がねらえます。
あと必要なのは漢字力です。
漢字力は漢文を読むことにはもちろん、現代文や古文、小論文でも必須です。
苦手なひとは早目に着手し、マスターしていただきます。

地歴・公民は早い段階で得点源に。

国公立大学医学部ではセンター試験で、85%〜90%以上の得点率が必要となりますが、用語の暗記だけではこの得点は取れません。
その意味や内容をしっかりと理解してマスターする必要があります。
これも1年間のなるべく早い段階でひと通り終え、模試での得点源としながら、徐々に得点率を90%以上に持っていきます。
また、医学部入試に必要な小論文・面接では社会に関する幅広い知識が必要です。
地歴・公民はこれらの基礎になりますので、その意味でも学習に取り組んでいただきます。

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